2013年6月のひとり言

2013年6月25日(火)

台風4号は、九州の西から迫って来ました。
田植えの真っ盛りですので、植えたばかりの苗が
風の影響を受けるのではないかと心配しましたが、
幸い、風も雨もたいしたことがなくてほっとしました。
雨はむしろ恵みの雨だったかもしれません。

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梅雨の庭で少しピンクかかった白いギボウシの花が咲いています。
梅雨の花といえばアジサイですが、
最近、平野部では梅雨の前に咲くようです。
先週の土日、富士と三瀬の山間部を訪ねると、
アジサイが満開で濃紺の花が鮮やかでした。

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アジサイは梅雨の雨に濡れてこそ美しさが目に沁みます。
子どもの頃は雨が降ると外で遊べないので、アジサイも嫌いでした。
アジサイの静かな美しさが分かるようになったのはいつの頃だったでしょうか。

日曜日(23日)の朝、
妻と7時半ごろ家を出て、古湯の朝市に行きました。
この朝市は、古湯温泉の旅館の女将さんたちが始めて、今年で5年になります。

日曜日の朝は、旅館の女将さんは最も忙しいときですが、
古湯温泉を訪れた人に楽しんでもらい、
少しでもお客さんを増やそうと、頑張っておられます。
高校生もお手伝いしていました。

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5周年を記念して、餅つきも行われました。
「市長ももちをついてみませんか」と言われたので、
餅つきが大好きな私は、すぐ杵を持ちました。

若い人たちは3人でテンポよくペタンペタンペタンとつきますが、
私にはテンポが速すぎるので、
2人つきで、ペタンコ、ペタンコとつきました。
古湯の元気に触れることが出来ました。

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燃えるゴミを高木瀬の焼却場に集めて処理する統合を進めています。
久保田に続いて、富士、大和のゴミを
4月から高木瀬で処理していますが、
家庭から直接焼却場に持ち込むときは、
場所によっては、高木瀬の処理場は遠くなります。
そこで、脊振広域クリーンセンターに持ち込むことが出来るようになりました。
受け入れ施設の地元の方や、クリーンセンターの理解に感謝します。
佐賀市のごみ処理は、1歩1歩前進しています。

私は10月の市長選挙に立候補することを表明しましたが、
友人の友人から、「佐賀市の中心部のビルに空いた部屋があるので、
選挙事務所として使いませんか」という申し出を受けました。
周辺に駐車場が少なかったので、残念ながら断念しましたが、
このような声を掛けていただくと、とても嬉しいです。
ありがとうございました。

6月佐賀市議会はきょう(25日)までで、
補正予算案などの議案を可決していただきました。
その中で、自治基本条例だけは、継続審査になりました。

この条例は、佐賀市の街づくりに
市民、市議会、行政が、どのように関わるかの理念を謳ったものです。
自治基本条例の制定に向けて、
公募に応じた人や、無作為に抽選した人など
35人の市民が1年2ヵ月議論を重ねて、条例の素案を作ってくださいました。
その素案にそって条例案を出しましたが、
自治基本条例について市民への周知が十分できていないとして
継続審査になりました。

今週は、議会が終わるのを待っていた、会議や総会、大会などが相次ぎます。
団体の多くは市長が会長になっていますので、
総会や大会は出席を求められます。
形式的な会議や、総会、大会は、出席しなくてもいいように思うのですが
立場上そうもいきません。

佐賀市の将来を考える自由な時間が
毎日あと1時間欲しいと思うのですが、時間がありません。
そうなると、睡眠時間を削らざるを得ません。

今、6時間睡眠をとっていますが、友人の中には、
4時間半や5時間の人もいます。
1時間の睡眠時間短縮は出来ないことはなさそうです。
しかし、長年の生活のリズムを変えると、体調に影響がでそうです。
会議が続くと、ぼやきたくなります。

6月末から7月はじめは、大雨の恐れのある時期です。
気象情報に注意しながら、警戒を怠りません。
皆さまも、うっとうしい梅雨を元気に乗り切ってください。

2013年6月17日(月)

爽やかな朝を迎えたのですが、
役所に出て市長室の窓を開けると、
入り込んでくる風に梅雨の匂いを感じました。
日中は暑くなり、今度は真夏の匂いを感じました。

わが家の庭から、花の姿がほとんど消えましたが、
烏骨鶏の鳥小屋の近くで、
アオムラサキの花が咲いています。妻に聞くと、セイジという花のようです。
仲間の花が姿を消しても俺は頑張るぞと風船のようにふくらんで咲いています。

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烏骨鶏の小屋のエサ箱にナメクジが押し寄せてきます。
朝、烏骨鶏にエサをやりに入った時、ナメクジの姿はありませんが、
ナメクジが歩いた白い線が縦横に広がっています。
この時期、畑にもナメクジが増えます。
ナメクジを退治する薬もあるのですが、
ナメクジも自然の生態系のひとつでしょう。
どこまで退治していいのやら、悩みながら駆除しています。

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ゴミ処理場から出る廃棄物を資源として生かす
バイオマスエネルギー利活用事業が一歩前進しました。
この事業は民間の力を借りることにしていますが、
東芝が一枚加わってくださることになり、
先週の木曜日(13日)担当者が佐賀市役所を訪ねて来られました。

この事業には、九州電力、荏原環境プラントが参加してくださるほか、
数社が加わってくださる見込みです。

ゴミ処理場のバイオマスエネルギー事業は
ゴミを燃やすと出る、二酸化炭素・CO2を農業に利用するほか、
エネルギーを作り出そうという計画です。

CO2は地球温暖化の原因になるので、
世界中でCO2削減に取り組んでいます。
その厄介者をエネルギーに変える夢のある事業を
民間企業と共に、ぜひ実現させたいと思います。

私が3選出馬を表明すると
周辺が慌しくなったほか、私自身も忙しくなりました。
先週の土曜日(15日)
後援会役員・地区代表者合同会議がありました。
翌日の日曜日は、私の地元の本庄地区後援会の役員会が開かれました。

ふたつの会議で、私が立候補を決意するに至った思いや、
何に取り組むのか述べさせていただきました。
田植えで忙しい時期に、集まってくださった皆さん、ありがとうございました。

後援会役員会が開かれた土曜日は、大変慌しい日で
役員会のあと、旧佐賀市の市議会議員OBの同窓会に出席しました。
旧佐賀市時代の議員の方たちですので、少しずつ人数が少なくなりましたが、
出席された元議員の方たちを見ながら、
果敢に執行部を追及されていた勇ましい姿を思い出しました。

午後からは、佐賀県看護協会総会に出て、
夜は友人のお通夜に参列しました。

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きのうの日曜日、
選挙の準備をしようと、過去の選挙の資料を探すと、
8年前の選挙で競いあった元市長のマニフェストが出てきました。

彼のマニフェストを、今一度読むと、
元市長と私はやり方は違いますが、政策の大筋では変わりはありません。
元市長がやろうとしたことの8割がたは私の時代に実現しています。

やらなかったことも勿論あります。
教育関連から引き出してみると、
佐賀県の総合運動場のプールの改修に伴って、
子ども用のプールが廃止されたので、
元市長は、佐賀市で児童プールを作るとマニフェストに書いています。

私も児童プールは必要と思ったので
市長になってすぐ、佐賀県と一緒に作ろうと、県と掛け合いましたが、
県は「もっと早く言ってもらえると何とかなったが
改修は進んでいるので、今更間に合いません」と断られました。

佐賀市は合併して東与賀公園の児童プールが利用できるようになり、
高木瀬のゴミ処理場の熱を利用した温水プールもあります。
当面、2つのプールをご利用ください。

元市長のマニフェストには、分からないものもあります。
中高校生のための児童館を建設するとあるのですが、
利用対象が、中学、高校の生徒なのか、児童なのか、
青年の家の改築を目指しているのか、目的が分かりません。
担当職員に確かめてみたいと思います。

公民館について、元市長は、
地元に管理運営を委託し、
館長の選任も地元にまかせることを検討しますと書いています。
これは元市長時代に動きはじめていたので、私も引き継ぎ実施しました。
しかし自治会から、地元が管理することは、
雇用した人への責任を負うことになり負担が大きいという声が上がり、
公民館の管理運営は、市が直接行うように戻しました。

選挙の節目に、競い合った人のマニフェストを読んでみて、
大筋では違わない、されど違うということを再認識しました。
勿論、私自身のマニフェストも度々読み直し、
市民への約束を十分果たしているか、点検しています。
実現できていないものもありますが、
概ね前に進んでいると思っています。

先週は議会の一般質問で議会に缶詰状態でした。
今週も議会は常任委員会が開かれますが、
本会議中に待ったをかけていた仕事がどっと入ってきます。

2013年6月10日(月)

今朝出勤のためにバス停に向かっていると
近所の家の庭のサツキが満開になって色鮮やかに咲いていました。
老夫婦で住んでおられたその家は、
妻が先だったあと、夫は介護施設に入られて今空き家状態になっています。

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家の主は、5月の連休に子どもさんたちと家に戻っておられましたが、
今はまた施設です。
咲きそろったサツキを見ると元気になられるだろうなと、
寂しくその方を思い出しました。

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先週の火・水(4日・5日)東京で開かれた全国市長会で、
JR九州の唐池社長が、「観光から街づくりへ」と題して講演されました。
その中で唐池社長は、
「魅力のある街は、
(1)安心安全、(2)歩く楽しさ、(3)食と買い物の3つが基本で、
観光だけで一人歩きできるものではない」と話されました。

街の魅力を高めるには氣も必要と言われました。
レジメに書かれた「キ」は「気」ではなく「氣」でした。
〆では広がりがなく、米は八八で大きく広がるからだそうです。
氣力、オーラ、などを強く持って街づくりを行うべきなのでしょう。
唐池社長は、ゆふいんの森号、阿蘇ボーイ、
ななつ星九州などの観光列車の産みの親で、
講演は気力が充実していて、話に引き込まれました。

夜は、佐賀県東京事務所に派遣している職員も含めて
5人で居酒屋に行きました。
その居酒屋は、JR田町駅の東に3分ほど歩いた「麓どり」です。
麓どりで使われる食材は、三瀬を中心にした佐賀県産の農産物です。
米も酒も佐賀県産で、佐賀の産物の販売もしています。

店の壁には三瀬の風景写真や、
佐賀県で行われるさまざまな行事のポスターが貼られ
佐賀の情報が発信されています。
店の経営者は佐賀県出身の人かと思いますが、なんと福井県出身の方です。
三瀬を訪ねて惚れ込んでしまったそうです。

もしこうした情報発信の店を行政が東京に開くとなると多くの予算が必要です。
東京で佐賀の食べ物を食べるのはまたいいものです。
食べて飲んで1人3000円余りでした。
東京に行ったときは訪ねてみてください。
麓どりの電話番号は、03-5419-4101 です。

佐賀市議会は、先週の金曜日(7日)から一般質問が始まり、
私の進退についての質問があったので、
3期目を目指して出馬することを表明しました。

3月議会でも質問されましたが、
70才の節目を迎えて、市長の座に未練をもっていないか、
自らの心を点検していましたし、
周囲から失政のないうちに辞めた方がいいという声も聞こえ、
考え続けていたので3月議会では答えられませんでした。

しかしその後、
新たに取り組むことがあることに気づきました。
そのひとつが、環境とエネルギーです。

これまでは「省エネ」でしたが「創エネ」に取り組みます。
周辺の市民に嫌われてきた、下水道処理やゴミ処理施設から
エネルギーなどを取り出し、地元に歓迎される施設に変えようと思います。
下水道処理施設では、汚泥の堆肥化、メタンガスを使っての発電などで
国から表彰されましたが、
処理水の有効利用などをさらに進めます。

ゴミ処理は、効率の悪い処理施設の利用をやめて
高木瀬の処理施設で一括処理することに地元の理解を得られましたので
ゴミを燃やしたエネルギーを無駄に放出するのではなく、
より多く発電に利用することが出来るようになりました。
ゴミを燃やすと、地球温暖化の原因になる二酸化炭素が出ます。
二酸化炭素は嫌われモノですが、植物には必要です。
ゴミ処理で出る二酸化炭素を集めて、ハウス栽培で使えるようにします。

また二酸化炭素でミドリムシを培養して、燃料を作りたいと思います。
佐賀市営バスは、2台のバスが使用済みの食用油を再生して燃料にしています。
全国でも最先端の「省エネ」から「創エネ」への取り組みを
私の手で完成させたいのです。

8年間市長をやってきて、
この他にも、やらなければならないことが沢山あることに気づきました。
障がいのある人への対応では、障がいのある人だけへのサービスでは不十分で、
介護する家族への配慮が必要なことを知りました。
障がい担当だけでなく、役所の横の連絡が必要で、機構改革も考えます。

市民の幸福度を高めるために、
生活して行く上での不安を減らす必要があります。
大雨の排水対策をまだまで行わなくてはなりません。
地域での最低限の暮らしを支えるために、
学校、病院、交通機関、金融機関、商店などを存続させる必要があります。

財政破たん寸前の介護保険を守るために、
市民の健康作りを進め、医療や介護の負担を減らす方法も
考えなくてはなりません。

やり残したことはもとより、
新たなやるべきことに積極果敢に取り組むために
3期目を目指すことを決意しました。

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今週も市議会一般質問が続きます。
梅雨の季節、大雨への警戒をしますが、
皆さんも、体調管理に気をつけて雨の季節を乗り切ってください。

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2013年6月4日(火)

庭に咲いたスノーインサマーは、
純白から、少し色があせてきました。
峠を越えたのでしょうか。
今年の花は、いつもより早く咲き、早く散ってゆくようです。

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大きく育ったガクアジサイが、今年も花を咲かせました。
子どもの頃は、梅雨の花は好きではありませんでしたが、
今は、雨に濡れる花も楽しめる年齢になりました。

このガクアジサイは、次女が貰ってきて植えました。
次女は今横浜に住んでいますが、
この夏から夫の転勤先のタイのバンコクで暮らします。
孫も連れて行くので少し寂しくなります。

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佐賀市には、神野公園や蓮池公園など
桜の名所があちこちにありますが、
戦後植えられた桜の木は、勢いがなくなり枯れる木も出てきました。
世代交代を図ろうと、古い桜の木を幼木に植えかえる、
「桜再生プロジェクト」を進めています。
去年は580本の若い桜を植えました。

桜再生プロジェクトは、公費を使わずに民間からの寄付で進めています。
大勢の方が協力してくださっていますが、
先週の火曜日(5月28日)協力いただいた、
▽ 佐賀県造園組合
▽ 佐賀県山林種苗緑化協同組合
▽ 佐賀市緑進会
▽ 佐賀ライオンズクラブ
▽ NPO法人ビッグ・リーフの5つの団体に感謝状を贈りました。

植え替えた桜の幼木は、今の子どもたちと一緒に大きく育ち、
子どもたちが大人になるころ、
素晴らしい花を咲かせてくれることでしょう。

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先週の木曜日(5月30日)
佐賀県建築士会の創立60周年記念の祝賀会に招かれました。
設立された昭和27年は28年の大水害の前の年です。
佐賀市の中央大通り沿いのビルの多くは、
今のメンバーの父親の世代の建築士の方たちが建てられました。

ただ昭和56年以前の建物は耐震強度が不足して
建て替えが必要なビルもあります。
ビルの世代交代と建築士会の世代交代が並行して進むのかもしれません。

先週の金曜日(5月31日)
久留米の水天宮で、通水祈願祭がありました。
筑後川両岸の、佐賀と福岡の土地改良関係者が
大雨災害も干ばつもない、適度な雨が降ることを祈願しました。

同じ日、蓮池で市長と語る会がありました。
他の校区と比べると世帯数の少ないところですが
50人もの方が集まってくださいました。
皆さん、過疎化の悩みを語られました。

スポーツや文化施設、コンビニも無い、
小学生が少なく、将来複式授業になるのではないかと心配されていました。
買い物難民という言葉がありますが、
ここでは金融難民の不安も訴えられました。

今、農協と郵便局の金融機関があります。
しかし農協は統合で移転する計画があり、残るのは郵便局だけですが、
郵政民営化の影響でなくなるのではないかと心配されています。
金融機関が無くなれば年金を受け取ることもできなくなります。
公共性のある機関が採算を理由に切り捨てられてはたまりません。

アメリカの投資会社が日本の鉄道会社の株を買って、
不採算路線の切り捨てを求めたという話も聞きました。
今、さらなる規制緩和という声も聞こえてきます。
蓮池の市長と語る会での声を聴きながら、
採算性より公共性を優先すべきだと強く認識しました。

きのう(6月3日)から佐賀市議会がはじまりました。
私が3期目への市長選挙に立候補するかどうか、
いろいろ聞かれ、言われてもいますが、
7日の一般質問に答えて、私の進退を明らかにするつもりです。

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